二世帯住宅を新築するなら、広めの敷地を確保したくなりますので、注文住宅の工務店に土地探しをすると良いでしょう。一戸建てを新築するには、建ぺい率を守らなければなりませんので、土地の敷地面積から想像する住まいよりも狭く仕上がってしまう場合もあります。
基本的に土地面積が広ければ広いほど、大型住宅を新築する制約から解放されます。注文住宅で二世帯住宅を建築するなら、建物の建築にふさわしい土地と、必ずしも建物を施工しなくても良い土地とのバランスに注目してみましょう。
市街化調整区域と隣接している土地は、条件を満たしやすいので覚えておくと良いでしょう。
市街化調整区域では住宅は建築できませんので、土地を購入しても家庭菜園や資材置き場としての利用など、限定的にしか使い道がありません。住宅を建築できる土地と隣接した市街化調整区域であれば、市街化調整区域に該当する土地を庭として利用できます。
土地の組み合わせ方によって、住宅を建築できる土地を建ぺい率にとらわれずに有効活用できるようになります。市街化調整区域だけの土地物件を単独で不動産会社から購入するのは、将来はトラブルが発生しかねませんので、充分な調査と確認が必要です。
住宅を建築できる土地と連続した土地であれば、ガレージや庭を施工する分を市街化調整区域の土地に機能させられます。ポイントは、必ず専門家にアドバイスしてもらうことであり、アドバイスに最適なのが注文住宅の工務店です。
注文住宅で二世帯住宅を新築する前提であれば、役所の手続きを安全に代行してくれる場合もあります。工務店と連携している行政書士が書類の作成をしてくれるので、トラブルになりません。
土地探しは、使用したい目的に合わせて探すように心がけましょう。
広い敷地面積の土地が、低予算で購入できる場合は、家庭菜園用の土地や資材置き場としての土地の場合が多いですし、建物を建築できるといっても倉庫や物置だけという場合もあります。
住宅の建築が可能な土地と隣接している市街地調整区域の土地はガーデニングを楽しむのにも役立ちますし、自宅の倉庫や物置として機能する生活できない建物を建築するのには最適です。
不動産情報誌やインターネットの公開物件では見つけにくい物件ですが、注文住宅の工務店は情報を把握している場合が多いです。二世帯住宅を新築するときは、土地探しの段階から工務店に相談したほうが、有効活用できる土地を入手しやすくなります。